士業コラム
豊島区で社会保険労務士をお探しの方へ|顧問契約前に確認したい5つのポイント

豊島区で社会保険労務士をお探しの方へ|顧問契約前に確認したい5つのポイント

「従業員が増え、社会保険の手続きや給与計算に時間がかかるようになった」「従業員への対応について、気軽に相談できる専門家がほしい」。こうした理由から、豊島区で社会保険労務士を探している経営者・労務担当者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

社会保険労務士との顧問契約は、日々の手続きや労務管理を継続的に支えてもらうための契約です。ただし、対応する業務や相談方法、料金に含まれる範囲は、事務所や契約内容によって異なります。

大切なのは、料金や所在地に加えて、自社が必要とする支援を受けられるかを確認することです。この記事では、顧問契約前に確認したい5つのポイントを、具体的な事例とともに解説します。(本文中の事例は、確認のポイントを説明するための架空のケースです。)

ポイント①
自社の課題に合った支援を受けられるか

「何を任せたいか」「何を相談したいか」を整理する

社会保険労務士を探す前に、まずは自社で困っていることを整理しましょう。

例えば、次のような課題が考えられます。

  • ・入退社に伴う社会保険・雇用保険の手続きを任せたい
  • ・給与計算の負担やミスを減らしたい
  • ・休職、退職、従業員への指導について相談したい
  • ・就業規則を実際の働き方に合わせて見直したい
  • ・経営者が兼務している労務管理を整理したい

手続きの代行を中心に依頼したい会社と、従業員への対応について継続的な助言を求める会社では、必要な支援が異なります。

「労務管理全般をお願いします」と伝えるだけでなく、今困っている場面を具体的に説明すると、自社に必要な支援を受けられるかを確認しやすくなります。

事例:
手続きよりも、従業員への対応に困っていた会社

従業員12人の会社で、社長が社会保険の手続きも担当していたとします。当初は手続きの外注を考えていましたが、相談の中で、最も負担になっていたのは「欠勤が続く従業員にどう対応するか」「急な退職の申し出を受けたときに何を確認するか」という判断だと分かりました。

この場合は、手続き代行の範囲だけでなく、日常の労務相談をどこまで受けられるかが重要です。

依頼したい作業と、判断に迷っている問題を分けて整理することが、自社に合う顧問契約を選ぶ第一歩になります。

ポイント②
誰に相談でき、どのように対応してもらえるか

担当者と相談の進め方を確認する

顧問契約では、相談する相手や、回答までの進め方も確認しておきたいポイントです。

代表の社会保険労務士が直接対応するのか、担当者が窓口になって必要に応じて専門家につなぐのかなど、事務所によって体制は異なります。どちらがよいかは、自社が求める対応によって変わります。

契約前の面談では、次の点を確認しましょう。

  • ・普段の相談窓口となる担当者
  • ・担当者が不在の場合の対応
  • ・相談内容や過去の経緯を共有する仕組み
  • ・複雑な問題が生じた場合の対応方針

また、こちらの話を十分に聞いてくれるか、専門用語を分かりやすく説明してくれるかも、継続して相談するうえで大切です。

事例:
一般的な説明だけでは、次の行動が決められなかった会社

就業規則では始業時刻を午前9時と定めているものの、現場では従業員ごとに出勤時刻を変えている会社が、「今の運用で問題ありませんか」と相談したとします。

制度の一般的な説明だけでは、経営者は何から確認すればよいか判断できません。「まず実際の勤務時間と勤怠の記録方法を確認する」「次に就業規則や雇用契約の内容とのずれを整理する」といった進め方が示されると、行動に移しやすくなります。

契約前の相談では、自社の状況を理解しようとしてくれるか、解決に向けてどのような確認や支援が必要かを説明してもらえるかを確認してみましょう。

ポイント③
連絡方法と対応時間が、自社の働き方に合っているか

相談しやすさを具体的に確かめる

「いつでも相談できる」と聞いていても、利用できる連絡方法や受付時間を確認していなければ、必要なときに連絡しにくいことがあります。

電話、メール、チャット、オンライン面談など、どの方法に対応しているかを確認しましょう。あわせて、通常の回答までの目安や、急ぎの相談をする際の連絡方法も聞いておくと安心です。

例えば、日中は接客や現場対応で電話に出にくい会社なら、文章で相談内容を送れる方法が便利です。一方、背景が複雑な問題は、面談で状況を整理する方が進めやすい場合もあります。

事例:
電話のタイミングが合わなかった会社

店舗を運営する会社で、経営者が相談できる時間と、事務所の電話対応時間が合わず、やり取りに日数がかかっていたとします。

メールで相談内容と関連資料を先に送り、必要な場合だけ電話の時間を予約する方法であれば、双方の負担を減らせる可能性があります。

重要なのは、連絡手段の多さではなく、自社が無理なく相談を続けられる方法があるかです。相談受付と即時回答は同じではないため、緊急時の対応についても事前に確認しましょう。

ポイント④
顧問料に含まれる業務と、追加費用が明確か

月額料金だけで比較しない

顧問料を比較する際は、金額とあわせて、含まれる業務を確認します。

労務相談のみの契約もあれば、社会保険・労働保険の手続き代行を含む契約もあります。給与計算、就業規則の作成・改定、助成金申請などは、別契約や追加料金となる場合があります。

見積書や契約書では、次の点を確認しましょう。

  • ・顧問料に含まれる相談・手続きの範囲
  • ・給与計算を依頼する場合の料金
  • ・年間で発生する手続きの料金
  • ・就業規則の作成・改定などの追加費用
  • ・従業員数が増えた場合の料金変更
  • ・契約期間、更新、解約の条件

事例:
月額料金は低くても、必要な業務が別料金だった会社

二つの事務所の見積もりを比較したところ、一方の月額料金が低かったとします。しかし、内容を確認すると、その会社が依頼したい給与計算や一部の年間手続きは、別料金でした。

もう一方は月額料金が高めでも、必要な業務の一部が含まれていました。

このような場合は、月額料金だけでは判断できません。依頼する業務や相談体制の違いを確認したうえで、年間の総費用を比較することが大切です。

ポイント⑤
豊島区での面談・訪問に対応できるか

所在地と、実際の対応範囲を確認する

豊島区で社会保険労務士を探す際、事務所の近さは判断材料の一つになります。対面で話したい場合や、職場の状況を見てもらいたい場合には、訪問や来所のしやすさも確認しましょう。

ただし、事務所が近くにあることと、定期訪問が契約に含まれることは別です。

池袋、大塚、巣鴨、目白など、自社の所在地を伝えたうえで、訪問の可否、頻度、交通費や面談費用の扱いを確認すると、契約後の行き違いを防げます。

事例:
対面とオンラインを使い分けたい会社

普段の手続きはメールで進めたい一方、就業規則の見直しや複雑な従業員対応については、対面で相談したい会社があるとします。

この場合は、毎月の訪問が必要とは限りません。日常のやり取りはオンラインで行い、必要なときに訪問や来所で面談する方法も考えられます。

どのような場面で対面の相談を希望するかまで伝えることで、自社に合った相談体制を検討しやすくなります。

顧問契約前の相談では、実際に困っていることを伝えましょう

事務所のホームページや料金表を確認することも大切ですが、それだけでは、実際の相談の進め方まで分からないことがあります。

契約前の面談では、「従業員の休職にどう対応すればよいか迷っている」「給与計算を経営者が行っており、負担が大きい」など、具体的な課題を一つ伝えてみましょう。

その際、会社の規模や現在の管理方法を確認してくれるか、対応できる範囲を明確に説明してくれるか、相談を進めるために必要な資料を案内してくれるかを見ると、継続して相談するイメージがつかめます。

相談内容を整理するために、従業員数、業種、現在の担当者、外注したい業務、判断に迷っている問題を簡単にまとめておくと、限られた面談時間を有効に使えます。

豊島区で、会社の実情に合う顧問社労士をお探しの方へ

社会保険労務士との顧問契約を選ぶ際は、次の5点を確認しましょう。

  • ①自社の課題に合った支援を受けられるか
  • ②誰に相談でき、どのように対応してもらえるか
  • ③連絡方法と対応時間が、自社の働き方に合っているか
  • ④顧問料に含まれる業務と、追加費用が明確か
  • ⑤面談・訪問の方法が、自社の希望に合っているか

顧問契約の価値は、必要な手続きを任せることに加え、会社の事情を共有した専門家に、継続して相談できることにもあります。従業員への対応や制度の見直しについて、経営者・担当者だけで判断を抱え込まずに進められる体制を整えましょう。

豊島区や周辺地域で社会保険労務士をお探しの方は、当事務所へご相談ください。現在のお困りごとやご希望を伺い、顧問契約で対応できる業務、相談方法、費用をご案内します。

「どの業務を任せるべきか分からない」という段階でも、まずは現在の状況をお聞かせください。自社で行う業務と、専門家の支援を受ける業務を一緒に整理していきます。

本記事は、公開日時点の法令・制度および関連情報に基づいて作成しています。
法令改正等により内容が変更される場合があります。
個別にご相談につきましては、城田社会保険労務士事務所までお問い合わせください。

この記事をシェアする
  • LINE
  • X
  • Facebook

その他の記事